昔から「早起きは三文の徳」といいますが、コレ間違いです。
ことわざのような由緒正しい言葉を否定するのは勇気がいりますが、科学的に証明された事実です。
正しくは「早起きは夜更かしの8倍徳」。
早起き、めっちゃ徳だし得なんです。
僕はもともと夜型人間でした。しかし、ある時から朝5時に起きるようになり、完全な朝型人間になりました。
朝型生活と夜型生活の両方を経験して感じるのが、「朝、マジ大事」ってこと。2018年現在風に言うなら「朝、マジ卍」。
「いやいや、8倍って言いすぎでしょ」って声が聞こえてきそうなので、「なぜ朝は夜の8倍捗るのか」について書いていきますね。
朝の作業効率は夜の8倍
何をもって朝の作業効率が夜の8倍と言えるのか?
これは南オーストラリア大学のドルー・ドーソン博士が行った研究で明らかになっています。
・朝15分でできる仕事=昼になると30分かかる=夜になると120分もかかる
・起きてから17時間以上経つと、ほろ酔いしているときと同程度の能力しか発揮できない(※血中アルコール濃度0・05%)
同じ作業でも夜にやるのと朝にやるのとでは作業スピードに雲泥の差が出てくるわけです。
これは経験値的にも納得。朝は脳の中が真っ白な状態なので、「勉強する」とか「読書する」とか「仕事する」と決めておけば集中して目標に向かえます。
一方、夜は脳が疲れています。日中に色々な情報を頭の中に入れすぎている状態でもある。
だから判断力はにぶるし、気が散る。
例えば宿題をやろうと思っていたのに漫画の続きが気になったり、「あ、明日借りたCD返さなきゃ!」なんてことを突然思い出したりしたこと、誰にでもありますよね?(俗に言うセルフ・ハンディキャッピングです)
なので夜は作業時間が伸びますし、クリエイティブな考えが浮かびにくくなってしまうんです。
朝はひとり時間を作りやすい
さらに人間の脳の構造的な要因の他に、外的要因もあると僕は考えています。
朝5時の場合、活動している人の数が絶対的に少ないですよね?
だからひとりの時間を作りやすいし、邪魔も入らない。
一方、時間が遅くなるに連れて活動する人が増えます。そうするとLINEが鳴ったり、仕事のメールが来たりする。そうすると自ずと集中力は途切れてしまいます。
僕はPCやスマホの通知を全部OFFにしているんですが、それでも気になってしまうときは気になってしまいます。
今は昼夜逆転の生活をしているので、起きるのが13時や14時。世間的にはバリバリメールが飛び交う時間ですよね。
そうすると「急ぎの案件が来てるかも」とどうしても見てしまうんです。。
朝型の生活リズムは夜型にそのまま取り入れられない
こう書くと「朝型のリズムを夜型に移行すればいいのでは?」というツッコミを受けそうなのですが、これは結構ハードルが高い。
例えば以下は僕が朝型のときのスケジュールです。
22:00 就寝 ※睡眠7時間半 プラスマイナス30分まで
5:30 起床・はみがき
5:45 運動 ※Aプラン→HIIT Bプラン→筋トレ(腕立て、腹筋、スクワット×50)
6:30 シャワー、外出用に着替え
6:40 水500ml、サプリメントを飲む
6:50 瞑想
7:00 読書・勉強 ※25分+5分瞑想を2セット
8:10 仕事1
9:00 仕事2
9:30 食事 ※納豆、卵、野菜ジュース(ブルーベリー、キュウイ、トマト、リンゴ、ミカン類、バナナ)、野菜(ブロッコリー、ほうれん草、アスパラ)、魚(サバ、サーモン)、ヨーグルト、プロテイン+ココアパウダー
10:30 移動 ※読書or朝終わらなかった仕事
11:30 仕事 ※主に集中タスク
16:00 食事&散歩 ※好きなもの、プロテイン+ココアパウダー
17:00 仕事 ※主に雑務
19:00 翌日の準備 ※スケジュール化
19:30 移動 ※読書orボーっとする
20:30 帰宅、ボーっとする
21:00 風呂 ※リラックスorアイデア出し
21:40 瞑想
22:00 就寝 ※睡眠7時間半 プラスマイナス30分まで
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このスケジュールだと、メールチェックをするのが最速でも13時(午前中は集中タスクをこなすため、メールなどの雑務は午後)。起きてから8時間後になります。
で、これを今の生活スケジュールに当てはめると……
起床13時 → メールチェック21時
となってしまう。21時ってもう営業時間終了してますよね。
13時起床は極端にしても、8時起床の場合は16時と、結構遅くなってしまう、と。
そうするとメールチェックの時間を早めざるを得ないんですが、起きてから時間が経っていないときにメールチェックをするのってものすごくもったいないんです。
前述の通り、朝の15分は夜の2時間。
起きてからすぐの時間はクリエイティブな作業にもってこいなんです。
なのに、朝のゴールデンタイムがメールチェックなんていう雑務に奪われてしまう。
つまり、クリエイティブな作業をする時間の損失になってしまうんです。
これ、大きすぎる機会損失ですよ、ほんとに。
だからなるべく朝は早く起きて誰にも邪魔されない時間にクリエイティブな活動をするのが最高!ってわけですな。
早起きしてひとり時間を作ろう
科学的な観点から見ても、社会というコミュニティに所属する構成員という観点からみても、早起きが理にかなっていることが分かりますよね?
今の僕みたいに仕事の関係で夜型にならざるを得ないってケースもあると思うんですが、なるべく早起きするにこしたことはありません。
で、早起きしたらやってほしいのがひとり時間を作ること。
朝の2時間は脳のゴールデンタイムと言われています。
一日の中で最もクリエイティブな活動ができる時間なんです。
ここで本を読んだり、勉強したり、ブログを書いたりすることが最も効率的かつ効果的な自己投資につながっていきます。
・起きてからの2時間は自分時間にする
・世の中から離れてひとりの時間に没頭する
朝の2時間を変えるだけで、人生変わります。ひとりの時間を作ることによって、人生が彩られていくんです。
楽しいですよ、朝のひとり時間。ぜひ、あなたも。
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