今回は「ライティング、ブログを充実させるために必要な考え方」がテーマです。
▶ 書くネタがなかなか思い浮かばなくて悩んでいる方
▶ 「ブログを書いているけど、他のブログの真似(リライト)になってるなぁ。。」と感じている方
▶ もっともっと面白いブログにしたい!と意欲を持っている方
そんなあなたにオススメの記事になります。
有名趣味ブロガーのクロネさん(@kuroneblog)がこんなツイートをされていたのでメモ。
めちゃくちゃ大事なことなので、胸に刺さりました。
記事タイトルの文字数を28字とか32字におさめないといけないと誰かが広めてくれたおかげで、40~50字ある自分の記事が簡単に勝てる。
もしかしてわざとライバルを減らすために言ってるのではないかと思うことすらある。
クレジットカードの読みものさんの記事を見てごらん。
記事タイトルは何文字? https://t.co/N76QROpcga
— クロネ@趣味ブロガー (@kuroneblog) 2018年11月19日
28文字でキーワードを2~3語入れたら不自然な日本語になるか、他の人と同じタイトルになるんじゃないかしら。
そのことに疑問をもってじゃあ40文字にしたらどうなるか?
Googleの検索結果で表示されない部分はどう補うか?
そういうことを考えるのが試行錯誤。
クロネが言ってることも疑うべし。
— クロネ@趣味ブロガー (@kuroneblog) 2018年11月19日
世の中には常識がたくさんあります。
「こうしていれば間違いない」という定石もたくさんあります。
記事のタイトルの文字数もそうでしょう。28文字とか32文字はいわば「常識」「定石」です。
そこに乗っかっていれば楽だし、大半の場合は間違いない。
ただし、ちょっと立ち止まって考えたいこともあります。
僕らは知らず知らずのうちに常識という“危険なレール”の上に乗ってしまいがちです。
常識や定石を疑わず、書かれているとおりに、言われたとおりに行動する。
一見、間違っていないように見えますよね。
でもこうも考えることができます。
常識や定石とどう付き合っていくべきなのか。今回は、そんなお話です。
勉強するのはとても大事
大前提として常識や定石を勉強するのは大事なことです。
PCやスマホの知識がまったくない状態でブログを始めようと思ってもなかなか難しいでしょう。
ブログを始められたとしても、SEOの知識がなければなかなかサイトへ訪れてくれる人は増えないでしょう。
だから「ブログのタイトルは何文字がいいんだろう?」って疑問を持って勉強したり、人に聞いたりすること自体はとてもいいことだと思います。
問題は……
▶ 勉強して得た情報を疑えるか
▶ 人に聞いた情報を「これって本当に正しいのかな?」と考えられる頭を持てるか
ってことです。
10年前に常識・定石だった「タイトルの文字数」って?
僕はメディア運営に携わっています。
ニュース記事を執筆したり、原稿を依頼したりすることも多く、今まで何千・何万という記事に携わってきました。
僕がこの仕事を始めた10年ほど前は、まだインターネットが今ほど普及していませんでした。スマホもない時代です。
新聞社などのオールドメディアが新聞の記事をそのままネットに流すみたいな状態でした。
だから記事のタイトルも「日産カルロス・ゴーン氏、逮捕」のような新聞の見出しサイズがメジャーでした。
もしそれまでの定石に合わせるのであれば、タイトルの文字数は10〜20文字以内とするのが適切でした。
でも、ちょっと部内で考えたんですよね。
と。
課金モデルの新聞と違ってウェブは読んでもらってナンボです。
釣りタイトルを推奨するわけでは決してありませんが、「本文の面白さ、重要性が伝わるタイトルなら長くてもありだろう」と考えました。
そこからタイトルの文字数を30文字程度にしてみました。
結果、サイトのPV数は飛躍的に向上しました。
おそらくオールドメディアに合わせてタイトルの文字数を制限していたら、成長を遂げることは難しかったと思います。
(※ここも鵜呑みにしないほうがいいかもしれません。サイトが成長期にあった、インターネットの普及に合わせて伸びていった、という側面もありましたから)
あのときの自分たちの判断が最高の選択だったかどうかは分かりません。
ただし、今までの慣習を疑うことはできました。
そして、自分の頭で考えて行動した結果、一定の成果を上げることができました。
その成功体験は僕に自信を与えてくれました。
みんなそうやって、自信をつけていくのだと思います。
もし成功体験を得られるなら、目の前にある成功(常識に従うこと)を蹴ってでも、自分で考えて試して失敗して、また改善してっていう道のりを選択するほうが価値があると思いませんか?
“違う”だけで価値になるのが現代
タイトルの話に戻ると、ぶっちゃけ定石はあります。
28文字〜32文字にしておくのが無難だと思いますよ。
けど、正解はないんじゃないかと思います。
例えば以下の4つのタイトルで、一番目を引くのって、どのタイトルですか?
①ブログのタイトルにつける文字数の正解を教えちゃうよ!
②【ブログ初心者のあなたへ】記事タイトルの文字数って28文字?32文字?正解はコレ
③記事のタイトルは何文字がいい?Google先生が教える答え
④タイトルの文字数で迷うな!28文字?32文字?答えはコレ
どうでしょう?
それぞれご意見があると思います。
が、一番目を引いたのは2番目のタイトルじゃないでしょうか?
理由は僕が一番考えてつけたタイトルだから……ではありません。全部7秒くらいで考えたので、見返すとどれもダサいっす(;・∀・)
じゃあ答えは何かって言うと「他のタイトルより長いから」です。
他のタイトルが同じような文字数の中、2番目のタイトルだけ長いですよね?
周りと比較して「これだけ違う」ってことがパット見で分かると、人はそこに注意を向けてしまうものなんです。
今回は単純に文字数で考えてみましたけど、中身でも同じです。
多くのブログがキーワードをふんだんに詰め込んだ“それっぽい”タイトルをつけている中、違う風味のタイトルを付けられたら差別化できますよね?
それって自分のオリジナリティに溢れているし、キャラクターが出てるってことになります。
▶ オリジナリティがある
▶ キャラクターがある
これって面白いブログの共通点だったりします。
だから大事なのは「定石を定石通りに並べること」じゃなくて……
定石を知った上で自分で考えて正解を探していくこと
なんですよね。
将棋の羽生善治棋士は、タイトルのかかった大一番で定石にはない一手をよく打つことで知られています。
羽生さんほどの人なら定石なんて全部頭の中にあるはず。
なのに定石は打たず、あえて新しい手にチャレンジしていくんです。ときに成功して、ときに大失敗して。そして培った経験を糧に次へ進んでいく。
だから羽生さんは史上最強の棋士になり、多くのファンに愛される人になっているのではないかなと思います。(少なくとも僕はそんな羽生さんが大好き)
常識や定石は「安全」ではなく「無難な選択」に過ぎない
常識とか定石って安全に見えますけど、「無難な選択」に過ぎないんですよね。
例えば今の日本はまだ「就職するのが常識」って価値観が根強いわけですけど、就職したから安全ってわけじゃないですよね?
ってことも往々にしてあります。
っていうのもちょっと違って、どっちが正解っていうのは分からない。逃げているわけじゃなくて、ホントにやってみないと分からないことだらけなんです。
だからこそ、自分でトライして、失敗して、テストを重ねて前に進んでいくことが大事。
当たり前のことなんですけど、一番忘れがちなことでもある。
しっかり頭に入れて、記事書いていきたいですねー!
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