こんにちは。ソティ(@soty_hitorism = Twitter│Instagram)です。
今回は「読書しても本の内容が頭に入らない原因と解決策」がテーマです。
・いくら本を読んでも知識が定着しない人、覚えられなくて悩んでいる人
・「覚えられないのは病気かも」「学習障害?」なんて考えてしまっている人
・知識が頭に定着する具体的な解決策が知りたい人
そんなあなたにオススメの記事になります。
読書をしている人は多かれ少なかれ、こんな悩みを抱えているのではないでしょうか?
そうです。本を読んでも知識を頭に定着させるのって難しいですよね。
僕も記憶力が悪いほうなので、本の内容が全然覚えられなくて苦しみました。
ですが、今では結構本の内容を頭の中に残しておけるようになっています。
僕が変われたのは、読書の前に“ちょっとした工夫”を始めたからでした。
ちょっとの工夫でしたが、効果は絶大。
なので今回は、読書をして知識を吸収するためのコツを紹介していきます。
キーワードは“目標設定”です。
※読書術の全体像が知りたい方は以下の記事をご参照ください
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目次です(*^^*)
本の内容が頭に入らない理由
なぜ本の内容が頭に入らないか?
多くの人は「単純に頭が悪いんじゃないか」とか「病気なんじゃ……」なんて考えてしまうと思います。
僕も病的に記憶力がよくなかったので、真剣に「病気かも」と悩んだ時期がありました。
しかし、決してそんなことないんです。
同じような悩みを抱えている人が多いということは、特別な悩みじゃないということですからね。
じゃあどうして本の内容が頭に入らないかというと、理由はコレです。
目標設定ができていないから
結構、これに尽きます。
目標設定で読書が変わる
その本を読もうと思ったきっかけって誰にでもあるはずです。じゃないと本を手に取らないですから。
でもいざ本を読み始めるときって、結構ふわっと読み始めてしまうものではないでしょうか?
なんとなぁくページをめくり始める、みたいな。
実はこれが良くないんです。
本来、何かを始めようとするときって目標だったり、ゴールを設定したりするものですよね?
そのほうが効率がいいし、モチベーションも高まります。
でも読書の場合、目標設定やゴール設定が不十分なことが多いんです。
目標が不明確だと、その本のどんなところに注目して読めばいいとか、自分の得たい知識がどこに書いてあるのかとかが分からなくなってしまいます。
だからこそ、事前に目標設定をしておくことがとても大事なんです。
知識が脳に定着する3つの質問
ではどんな事前準備をしておくべきなのか。
どんな目標を設定しておくのがいいのか。
まずは紙とペンを準備してください。
スマホでもOKです。
そして、以下の3つの質問を自分に投げかけてみましょう。
合わせて5分程度でやってみてください。
目標設定① 動機は?
まずはその本を手に取った理由を振り返ってみましょう。
その本に興味を持った背景には、何かしらの動機があったはずです。
動機が何だったのかは、読書を進めていく上でとても重要になります。というか、直接的なゴールになってきます。
思い当たる動機を書いてみましょう。
抽象的でもOKです。
抽象的だったとしても、言語化することでだいぶ明確になるはずですから。
目標設定② 得たいものは?
次にその本から得たいものが何かを書いてみましょう。
これは動機より、より具体的な内容になってきます。
例えば、
・知識を得たい(なんの知識か具体的に書く)
・具体的なやり方、方法が知りたい
・すでに持っている知識の復習やアップデートがしたい
などなどですね。
具体的になればなるほどいいので、書いて具現化していきましょう。
目標設定③ 目的は?
そして最後に「要するにこの本を読む目的は?」と質問しください。
①と②で書いた内容を踏まえて、本を読む目的=目標設定を明確にしていくわけですね。
ここが決まれば、あとは一直線で読んでいけばいい。
目標をしっかり認識できれば、脳が「この情報は頭に入れておかねば!」と勝手に働いてくれます。
目標設定の具体例
ここで実例を挙げてみましょう。
僕が『東大読書』を読んだときに行った準備がこれになります。
この本を手に取った動機は?
・読書のコツ、速読の方法の確認とアップデートがしたかったから
・ぶっちゃけ表紙買い。デザインがシンプルで購買意欲をそそられた
この本から得たいものは?
・東大生が実践している速読の方法を今の読書サイクルに取り入れたい
・読書後のアウトプットの具体的な方法(=知識を脳に定着させる方法)を知りたい
この本を読む目的は?
・この本で得られた知識(特に速読とアウトプットの方法)を自分の読書サイクルに落とし込む
※すでに知っている項目は飛ばしちゃってOK
※アップデート後、実践して最適化していく
具体例の解説
どうでしょう? ちょっとイメージ湧いてきましたか?(そうだと嬉しいです)
今回の場合、目的は「この本で得られた知識(特に速読とアウトプットの方法)を自分の読書サイクルに落とし込む」になりました。
だいぶ具体化できましたよね。
最終的に自分の読書サイクルに落とし込むことが大事なので、すでに知っている項目に関してはパッパと飛ばし読みできちゃいます。
知っている項目も惰性で読み続けると本当に必要な項目にフォーカスできないですから、「読まない箇所を決める」という作業はとても大事なんです。
一方、速読やアウトプットの方法に関してはしっかり抑えておきたいので、熟読することになります。
で、得られた知識を自分のサイクルに取り入れられないか吟味し、実践していく……というサイクルをしていくうちに、知識が頭に定着していくという構図です。
まとめ
まとめると……
- 知識が頭に残らないのは準備が足りていないから
- 目標を明確にすることで、目的地が見えてくる
- 目的地が明確だと知識が定着しやすい
というわけです。
たった5分の下準備で学習効率や読書に対する満足度が全然変わってきます。
僕自身、これをやる前と後では本への理解だったり読書に対するモチベーションだったりが大きく変わりました。
もちろん、どちらもいい方向にシフトすることができました。
5分でできるので、まずはだまされたと思って実践してみてはいかがでしょうか?
そのたった5分が、あなたの読書ライフを……さらに言えば人生全体を変えることになるかもしれませんから(*^^*)
ちなみに読書術全般のことはこの記事に書いてあるので、ご参照ください^^
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参考文献
(2020/05/28 17:46:45時点 Amazon調べ-詳細)
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