こんにちは。ソティ(@soty_hitorism = Twitter│Instagram)です。
今回は「最高の一冊、運命の本に選ぶ方法はコレしかない!」がテーマです。
・読書好きで良い本を探している人
・どんな本を選んでいいか、毎回迷ってしまう人
・買ったはいいけど「思ったのと違った」とガッカリすることが多い人
そんなあなたにオススメの記事になります。
本選び。
どうやって本を選んだらいいかは読書好きにとって一つのテーマですよね。
また、あまり読書をしないからこそ、「久々に読む一冊を外したくない!」という気持ちを持つ方も多いはず。
そこで今回は、年間に100冊以上の本を読んで素敵な本に何冊も出会ってきた僕が思う「正しい本の選び方」をお伝えしていきます(*^^*)
なお、読書術に関する記事はここにまとめてありますので、よろしければ見てみてください^^
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目次です(*^^*)
運命の本で出会う方法
正しい本の選び方、最高の本の見つけ方はどんな方法なのか?
結論から書いちゃいます。
その方法とは……
たくさん本を読むしかない( ー`дー´)キリッ
これに尽きます。
ってツッコミがたくさん聞こえてきました(;・∀・)
確かにもし魔法のようなやり方を求めてこのページに来てくださった方には謝らなければいけないですね。
本当に申し訳ないです。魔法、知りません。
ですが、本当にコレしか方法はないんです。
世の中にいい本はたくさんあります。
年間に何千、何万冊も発行されていますし、中には世代や性別を超えてみんなが読んだほうがいい本もあります。
例えば『SIMPLE RULES』なんかは全員読んだらいいと思います。
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ですが、本選びで大事なのは「全員読んだほうがいい本を見つけること」ではありません。
一番大事なのは「自分が必要としている本を見つけること」なんです。
万人に当てはまる本を読んでも、今の自分にとって必要なことかどうかはわかりませんよね?
今の自分が抱えている悩みを解決してくれる本は、自分しか分かりません。
だから、結局はたくさんの本を読むしかないんです。
具体的な本の選び方
ただし、僕たちが読める本の数には限界があります。
僕は世間的には本を読む方ですが、そうはいっても年間に150冊程度。年間に発行されている本の1%にも及びません。
しかし、工夫すれば本選びの精度を上げることはできます。
なんなら月に1冊しか読まなかったとしても、必ず良書を選ぶってことも不可能じゃありません。
なのでここからは「運命の本を読むにはたくさん読むしかない」という事実を念頭に置きつつ、本選びのテクニックを紹介していきます。
気になった本は片っ端から買って読む
まずはこれが一番手っ取り早いですね。
気になった本は片っ端から買って手元に置いてみる。
書店でもネットでもOK。アマゾンから紹介された「あなたにオススメの一冊」とか「この本を買った人はこんな本も買っています」から選ぶでもいいでしょう。
とにかく現物を手元に置いていい本かどうかを自分でチェックするのが、遠回りに見えて一番の近道です。
ちなみにネットで本を買う場合、中身が見られないので選定の精度としては低いです。
中には「うわ、全然うっすいやん」ってものも混ざっています。
なのでいきなり全部読もうとするのではなく、目次を見て気になる項目を速読して、読むに値するかどうかを見極めるのがいいでしょう。
※速読に関してはこの記事を見てみてください^^
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もっとも気になった本を全部買うっていうのはシンドイと思います。
お財布的にも、ハズレを引いたときのメンタル的にもよろしくない点も多い。
なので、まずはリアルの書店に行くのが確実だったりします!
書店で気になった本の目次を読む
書店の強みは本が目の前にあること。
そして立ち読みがいくらでもできること。
なので、思う存分吟味できます。
特に本選びでポイントになるのが、以下です。
・タイトル(表紙)
・帯
・まえがき
・目次
・著者プロフィール
これらの項目がなぜポイントになるかというと、一番人の目に触れやすいところだからです。
一番人の目に触れやすいということは、筆者や編集者が最も力を入れている箇所ということになります。
筆者としては自分の一番伝えたいことや本の核心を、人の目に止まりやすいところに置いておきたいものです。
編集者も同様だし、彼らは営業的な目線も持っています。
本は売れてナンボです。
本を売るために、一番人の目に触れやすい項目にキーメッセージを持ってくるのは当然のこと。
要するにその本で最も重要なことが凝縮されているんです。
だからこれらの項目を見て選定するのが間違いないです。
ここを見て「合わないなぁ」とか「微妙なぁ」と思ったら、そのときの自分には必要のないことが書かれている可能性が高いので、購入する必要はないですね。
反対に、表紙と帯を見ただけで「コレは!」と思うことも結構あるんです。
そしてまえがきや目次を見て「間違いない!」って思った本は実際に面白いことが多い。
なので、
・タイトル(表紙)
・帯
・まえがき
・目次
・著者プロフィール
これらの項目を速読するのが一番精度が高い本の選び方になります!
※速読に関してはこの記事を見てみてください^^
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尊敬する人に「お気に入りの一冊」を聞く
別の方法もいくつか載せておきましょう。
中でもオススメなのが尊敬する人に本を紹介してもらうこと。
書店の立ち読み並に精度が高く、書店に並んでいない昔の良書に出会うにはこの方法が一番です。
自分が魅力を感じる人が感銘を受けた本なら、自分にとって興味深い内容になっている可能性は高いですよね?
また、この方法には副産物的なメリットもあります。
それは、相手とより仲良くなれる可能性があるってことです。
例えばあなたが誰かに、
とか
と聞かれたら、どう感じますか?
人それぞれだとは思いますが、大半の人にとって嬉しいことではないでしょうか?
本に限らず、趣味の話とか好きなスポーツの話をするときってテンション上がりますよね。
しかも本の場合……特に影響を受けた本の話になると、深い話になっていくことが多い。
多くの場合、本を通じて「自分はこういう人間ですよ」という話になります。
で、人間は深い話ができる人のことを信頼したり興味を持ったりする生き物なので、本の話をすることで関係性が深まるというわけです。
僕も尊敬する人や、取材で出会った有名人の方には可能な限り「影響を受けた本を教えてください」と話すようにしています。
実際、教えてもらった本は良書ばかりで、とても勉強になります。
なので、かなりオススメの方法です^^
好きな筆者・編集者から広げる
好きな筆者や編集者から広げていくのも王道です。
・筆者、編集者、翻訳者の過去作を見る
・参考文献を読んでみる
・彼らがオススメしている本を読んでみる
などなどしていくうちに、結構広がっていきます。
例えば幻冬舎の編集者・箕輪厚介さんを掘り下げていくと、いろいろな人に行き当たります。
まずは堀江貴文さん。(普通は堀江さん→箕輪さんの流れですかね)
で、落合陽一さんやキングコングの西野亮廣さんと続き……
そしてSHOWROOMの前田裕二さんに行き着く、みたいな感じです。
好きな筆者や編集者の周りに集まっている人は、同じような価値観を持っている可能性が高い。
なので、自分にとっても合う本とめぐりある可能性が高いというわけですね。
よくある間違った本の選び方
さて、オススメの本の選び方がある一方、あまりおすすめできない本の選び方もあります。
特にこのやり方だと外れを引いてしまう可能性が結構高いので、ご注意ください。
レビューを見て決める
ネットでの本選びの一番の王道が「レビューを見る」です。
が、これ、あまり良くありません。
良くない理由は、以下の3つです。
・レビューしているのがどこの誰なのか分からない(小学生も大学教授も、レビューアーとしての価値は一定)
・不正高評価の可能性がある
・他人の好評が「自分にとって必要なこと」だとは限らない
まずレビューしているのがどこの誰かなのか分からないというのは結構問題です。
なぜなら評価している人が小学生でも大学教授でも☆5は☆5だし、☆1は☆1になってしまうからです。
その世界で一流の人が書いたの信頼性の高いレビューが☆15個分の価値になるようなシステムは、Amazonや楽天ブックスでは採用されていません。
例えばちょっと難しいけどタメになる本が低評価になることも結構あります。
最近読んだのでいうと『脳を鍛えるには運動しかない』は、全部で345ページ。厚さにすると3センチほどある本です。
この本、めちゃくちゃいい本で歴史に残る良書なわけですが、人によってはこんな感想を持つこともある。
こういう質の低いレビューもどうしても混ざってしまいます。
ここまでの良書になると圧倒的高評価の数で判断できますが、全部が全部そうってわけじゃない。
中にはいい本なのに、最初についたレビューが荒らしまがいのものでその後の評価も伸びず……なんてこともしばしばです。
なので、レビューはあくまでもレビューと捉え、最終的には自分の目で見て判断するのがいいと思います。
ステマ・インフルエンサーマーケティングに乗っちゃう
そして最近だとステマが結構ひどい。
今は筆者と読者のつながりが太くなってきてます。なので筆者が「新刊出すよー」とつぶやけばいわゆる信者の人たちが読んでもいないのに「☆5」をつけることもある。
西野さんとか堀江さんみたいな超インフルエンサー、リーダーになれば信者がどうとかのレベルじゃなしに良いことが書いてある可能性が高いわけなんですが、プチインフルエンサーくらいだと一気に微妙になってきます。
中には「アマゾンレビューしてくれたら特典に●●●をプレゼント!」みたいなのもありますからね。
フォロワーが多いインスタグラマーなんかも「一投稿●万円」みたいにお金もらって紹介しているケースもあるので、よほど好きな人や信頼性の高い人じゃない限りは参考にしないほうがいいと思います。
まとめ
まとめると……
- 運命の一冊に出会う唯一無二の方法はたくさん読むこと
- タイトル&目次の速読で精査しよう
- レビューはあくまでもレビュー。高評価=良書だとは限らない
といったところです。
重ね重ね魔法のような本の選び方を求めてここまで来てくださった方には申し訳ないです。
ですが、嘘を言っても仕方ありません。
ありのままの(少なくとも僕の中では)真実を伝えさせてもらいました。
本選びは地味です。地道です。
ですけど、積み重ねていけば運命を変えるような一冊に出会えるはず。
僕もこのやり方でたくさんの良書にめぐりあうことができました。
本はマッチングツールみたいなものなので、あくまでも自分の目で選び、自分の目で良し悪しを決めるのがおすすめです(*^^*)
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