こんにちは。ソティ(@soty_hitorism = Twitter│Instagram)です。
今回は「ココを見れば傑作か駄作か一瞬で分かる本の見分けテクニックがあるよ」がテーマです。
・本の選び方、選ぶポイントが知りたい人
・なかなか本が選べない、衝動買して駄作を引いてしまうことが多いと悩んでいる人
・本選びがうまい人が読書で得する理由が知りたい人
そんなあなたにオススメの記事になります。
読書をしようと思ったときに最初にぶち当たる壁……それが本選びです。
読書が好きな人じゃないと、本を読むって結構パワーがいりますよね?
だからこそ、なるべくいい本を読みたい。反対に言えば駄作に当たりたくない。
しかし、実際に本を選ぶ段階になると、どれをチョイスしていいか分からないですよね?
僕もかつては結構苦しみました。
ですが、今では比較的サクサク本を選べるようになってきました。
なぜかというと、本選びのコツが見えてきたからです。
なので今回は年間読書100冊以上の僕が良書を選ぶためのポイントをまとめていきます。
なお、本の読み方、読書全般に関することはこの記事にまとめてありますので、こちらを見ていただけると嬉しいです^^
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目次です(*^^*)
本の良し悪しが分かる5つのチェック項目
結論から書くと、本選びで大事なのは以下の項目をチェックすることです。
・タイトル(表紙)
・帯
・まえがき
・目次
・著者プロフィール
ここを読めば、その本が良い本か微妙か、傑作か駄作かが分かります。
本一冊読もうとすると数時間はかかってしまいますよね。しかも完読後に「微妙だったなぁ。。。」と感じることも少なくないです。
ですが、ここをチェックすればものの5分で“本の正体”を見抜くことができちゃうんです。
ではなぜこの5つの項目が大事なのか?
理由は本ができる過程や筆者の心理を読み解けば、簡単に分かります。
タイトル(表紙)は本の命
まずタイトルから。ここは言わずもがなですよね。
タイトルは本の命です。
タイトルが微妙なら手にとってもらえる機会が減ってしまい、筆者の伝えたいことを伝えることも売上を増やすこともできません。
だからタイトルを含めた本の表紙には、人を引きつける要素が最大限に詰め込まれています。
なので、もしタイトルや表紙が微妙ならば……
・本の内容が微妙な可能性が高い
・筆者や編集者のセンスが悪い可能性が高い=本が面白くない可能性が高い
と判断できます。
また、商業的な観点からも表紙で取捨選択ができます。
表紙に特殊な加工がされている
=表紙にお金がかけられている
=表紙にお金をかけることを許された、出版社が期待する本
=面白い可能性が高い
といった具合に。
もちろん例外がないわけじゃないです。
僕が大好きな『子どもは40000回質問する』のように、タイトルが明らかにミスリード(子育て本に見えるが、実際は違う)になっていて残念なのに超面白い本もあります。
が、大抵は一番力を入れているところが微妙だと本全体が微妙なケースが多いです。
なのでここを重視してみていくのは間違いないと思います。
本の帯は最大のPRポイント
商業的な観点から浮上するもう一つのチェックポイントが帯です。
帯は本にとって最大のPRポイントです。
・一番大事なことが書かれている=いいこと書いてあるよ、買ってね
・有名人の書評が載っている=あなたが好きな芸能人も読んでるよ、買ってね
・売上部数が書いてある=みんな読んでるよ、買ってね
特に編集者はあの手この手を使ってお客さんに手に取ってもらおうと必死になっています。
なので、帯は編集者のセンスが最も現れる項目なんです。
ここが微妙だと全体の編集力が微妙だったり、あんまり力が入れられていない本だったりするケースも多いです。
ですから帯を見て、編集者の力量をチェックすることでいい本かどうかを見極められるわけですね。
まえがきは本・筆者からの挨拶
表紙と帯を見て興味を持って本を手に取ったら、まずはまえがきを読んでみましょう。
まえがきは通常、
・どんなことが書かれているか
・どんな思いでその本を書いたか
・どんな根拠に基づいて書かれている本か
などなどが書かれています。また、筆者の人柄や文章のセンスもまえがきを読めば大体つかめますよね。
まえがきは読者が本を手にとって最初に読む項目です。
言い換えるなら、筆者と読者がはじめて会話を交わす場所になります。
要するに筆者が読者に対して挨拶をする場所なんです。
・読者が何を求めて本を手に取ったか
・読者が今、どんな気持ちでいるか
・この本を読んだら得られる未来は何か
このあたりを想像してまえがきに落とし込めている本は良書である可能性がとても高いです。
何より筆者がいい人の可能性が高いです笑。
なのでまえがきを読んで挨拶してみましょう。挨拶を受け取ってみましょう。
ちゃんと挨拶できる人(本)は、きっといい人(本)です。
目次は本の要の要約
本の内容が濃いか薄いか、最もよく表れるのが目次です。
目次が面白いと内容も面白い。
目次がつまらないと内容もつまらない。
これは鉄板の判断基準ですね。
目次はその本のストーリーが要約され、詰め込まれている場所です。
良い目次の判断基準としては……
・見やすい(これ意外と大事)
・通しで読むと大体の内容がつかめる
・ただし、ストレートすぎない。時折、読者の頭の中に「?」を作って次のページへと誘う言葉選びがされている
※ストレート過ぎると、薄っぺらい可能性があります
といったところです。この項目に当てはまっていて、素直に「次が読みたい!」って思えたなら読み進める価値ありですね。
著者プロフィールで信用・信頼が決まる
そして最後に著者プロフィール。ここは結構見逃されがちだと思うんですが、とても重要な項目です。
本を書いている人がどんな人物か。信用に値するのか。
著者の経歴で信用に値するのかどうかが見えてきます。
例えば経営学に関する本を手にとって、プロフィールを比べてみましょう。
・(自称)経営コンサルタント ●●●●●
・Facebook創立者 マーク・ザッカーバーグ
どちらの言っていることが信用に値するでしょうか? 言うまでもないですよね。
仮に同じことを言っていたとしても、実績や根拠があるかどうかはめちゃくちゃ重要です。
今は結構簡単に本が出せる時代なので、名刺代わりに本を出そうとする人も多い。
そういう人の書くことがどこまで信用できるかってかなり怪しいですよね。
仮にその人にとっては真実の成功例だったとしても、他の人に当てはめて必ずしも成功するとは限りません。
例えばダイエット。ある人は糖質制限ダイエットで痩せたかもしれません。が、糖質制限ダイエットは科学で否定されています。
要するに起業家や有名人の武勇伝みたいなのって、“サンプル数1”でしかないんですよね。
そういう本が自分に役立つ可能性は高くないですよね?
それよりはエビデンスがあって、誰にでも当てはまる可能性があるものから選んだほうがいい。
なので、著者プロフィールを見ておくのは結構大事なんです。
読書の精度は本選びで決まる
以上の5項目をしっかりチェックして本を選んでいくのがいいと思います。
読書をしていく上で本選びはかなり大事です。
本は年間数千冊、数万冊が発行されています。
しかし、実際に僕たちが読めるのはせいぜい数日で一冊程度。ほとんどの人は月に1冊とか年に数冊くらいのペースでしょう。
なので限られた読書量の中でハズレを引いてしまうとショックが大きいですし、モチベーションも下がります。
また、「せっかく読んだから」といって微妙な本で得た知識を実践するのももったいない。
だからこそ、読む前に良書かどうかを判断するスキルが重要になってくるんです。
これで良書かどうかを判断できれば実質的な読書量は5倍にも10倍にも増えますからね。
秒で見極める力をつけるメリット
要するに秒で良書かどうかを見極める力の最大のメリットは、
読まなくていい本がどれか分かる
ってことなんです。
世の中にはいい本がたくさんありますが、読まなくていい本もたくさんあります。
読むべき本がたくさんあるのに、読まなくていい本を買うのはもったいない。
コスト的にも時間的にも、かなりの損になります。
だからこそ「読まなくて良い技術」を身につけると……
・本来かかったかもしれない金銭的なコストを節約できる
・本来かかったかもしれない時間的なコストを節約できる
・本来入れる必要のなかった微妙な知識を入れなくて済む
・本来出会えなかったかもしれない良書に出会える
などなど、多くのメリットを得ることができるんです。
まとめ
まとめると……
- 秒で良書を見抜くには「タイトル(表紙)、帯、まえがき、目次、著者プロフィール」を見よう!
- 本選びで読書の質が変わってくるよ
- 読まなくていい本を選べる技術にはたくさんのメリットがあるよ
って話でした。
すごく単純で当たり前のことではありますが、この当たり前を当たり前にできている人は少ないはず。
いい本を一瞬で見抜いて読まなくていい本とおさらばするメリットはとても大きいので、実践してみることをオススメします(*^^*)
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