今回は「そんなに効果が!? 読書がうつ病対策になるのか、調べた研究があるよ」がテーマです。
▶ うつ病や鬱っぽい症状で悩んでいる人
▶ ストレス対策やメンタルを安定させる方法が知りたい人
▶ 科学的な根拠をしっかり見たい人
そんなあなたにオススメの記事になります。
読書とストレスに関する論文を調べていたら、同時にうつ病に関する記述もあったのでメモしておきます。
どんどん豊かになっている現代ですが、物理的な不安(食料、水、金銭)がなくなる一方でメンタル的な不安を抱える人は少なくないのが現状です。
僕も結構昔はメンタルをやられていましたから、気持ちはよく分かるところ。
で、うつ病になっちゃうとマジでしんどいので、ちゃんと対策しておきたいところ。
もっとも、普通の人が「うつ病対策」なんて意識してやらないですよね?
なので普通に日常的にできることで、かつ自然とうつ病対策になることがあれば理想なわけです。
で、理想なんですが、ちゃんとありました。
読書です。
読書のスッゴイ効果、研究で分かっていました。
結論:読書はうつ病対策になる!
結論から書くと……
読書はうつ病対策になる
という可能性が高いことが分かっています。
Josie Billington氏(リヴァプール大学)による『読書と文学および社会研究センター』が行った調査(※)を見てみましょう。
この研究では4000人以上の成人に、読書に関する質問に回答してもらっています。
そこでわかったのが、1日30分以上読書している人に以下のような傾向があるということ。
・生活の満足度が20%高い
・うつ病になる可能性が28%低い
・自尊心が18%以上高い
そうです。読書をする人はしない人に比べて約3割もうつ病になる可能性が低いことが分かったんです。
読書は最も手軽なストレス対策の一つ
読書は昔からストレス対策だったり、リラックス効果があったりするんじゃないかと言われてきました。
近年、研究が進んできていますが、ほぼほぼ間違いなくこれらの効果があると証明されています。
直接的なストレス対策になるのはもちろんなんですが、他にもいい効果が満載だったりします。
例えば読書する子どもは、しない子に比べて将来得られる収入が高いことが分かっています。
収入が平均より高いということは、金銭的な不安を抱える可能性が低いということですよね?
金銭的な悩みは慢性的なストレスやうつ病の原因の一つです。なので金銭的な悩みの対策になるのも読書をするメリットと言えますね。
また、この調査では読書する人としない人で睡眠の質に違いがあるのか?ってことも調べてくれています。
あくまでも自己申告ベースなので参考程度ですが、読書週間のある人のうち43%が「読書のおかげで睡眠の質が上がっている」と回答しています。
よく眠れるというのは一番のストレス対策になりますから、必然的にうつ病の抑制にも結びついてくるわけですね。
うつ病とストレス対策は読書で!
▶ 読書はうつ病対策になる!
▶ 4000人を対象とした研究で証明!
▶ 読書はストレス対策全般に有効!
という話でした。
現代人はストレスを抱えやすく、うつ病のリスクを抱えています。
が、すごく身近にある本によって対策ができるわけですね。
僕もうつ病っぽい症状に悩まされた時期がありました(が、怖くて病院には行かず……)が、本当に辛い状態が続きました。
でも本を読むようになって徐々にメンタルが安定してきて、苦しい時期を乗り越えることができました。
研究によっても証明されていることなので、もし「何をしていいかわからない!」って人は近くの本を読んでみることから始めてみるといいかもしれませんね。
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