今回は「読書すれば脳みそが生まれ変わる!? 本を読むスッゴイ効果をまとめたよ」がテーマです。
▶読書の効果が知りたい人
▶読書と脳の関連性が知りたい人
▶今の生活を……人生を変えたいと思っている人
そんなあなたにオススメの記事になります。
読書をすると人生が変わる――。
そんな話を聞くことがあるかもしれませんが、本当にそうなのか?
結論から書くと、間違いなく変わります。
なぜ人生が変わるほどの変化が起きるかというと……
読書すると脳が生まれ変わるから
です。
科学的な根拠を見ても、僕自身がたどってきた変化(実体験)を振り返ってもそう。読書をしたことで、脳がめちゃくちゃ変わりました。
でも、そうは言っても具体的にどんな効果があるのか、どう脳が変わるのか、イメージがつきにくいですよね?
そこで今回は読書をすることで脳がどう変わるのか、どんなメリットがあるのか。総まとめしていきたいと思います(*^^*)
目次です(*^^*)
読書で得られるメリットは死ぬほどある
前提として読書で得られるメリットはめちゃくちゃあります。
数々の研究で多数のメリットがあることは証明済み。もはや地球の原則が変わらない限り、読書のメリットがなくなることはないでしょう。
メリットをざっくり書き出してみると……
・賢くなる
・人間性が向上する
・年収が上がる
・メンタルが安定する
・健康がよくなる
という感じ。どうです? やらない理由、あります?
言い方を変えると、読書をしていない人はこれらのメリットを受ける機会損失をしていることになります。
読書するかしないかで人生めちゃめちゃ変わってくるわけです。
※読書のメリット全集はこのページにまとめてあります
読書で脳が活性化する根拠とは?
これだけメリットがあるということは、人間の思考を司っている脳にいい影響があるということです。
一部になりますが、主な研究を紹介していきますね。
読書と脳の成長に関する研究
エモリー大学が2013年に行った研究(※)を見てみましょう。
21人の学生を対象に19日間の調査を行った研究です。毎日MRI検査を行い、脳にどのような変化があったかを調べました。
最初の5日間と最後の5日間は本を読まず、あいだの9日間は連続で小説を読んでもらっています。
でどんな結果が出たかというと……
・脳細胞が活性化し、つながりが増加していることが判明
・MRIスキャン中は読書していないにも関わらず、言語中枢が強化されていた
とのこと。読書のすごいところは読書中だけじゃなく、読書していない期間も効果が続くこと。この研究ではどの程度効果が続くのかは調べられていませんが、仮に毎日読書すれば永遠に強化期間が続くことになります。
よって読書する人としない人では脳が違う作りになる可能性は十分にあるというわけですね。
読書と子どもの学力と将来性
子どもの成長と学力=脳の発達に関する研究もいくつかあります。
ざっくりいうと……
・家に本が多いほうが子どもの大学進学率は20%ほど高くなる傾向にある
・家に25冊以上本があると、全く家に本がない子どもに比べて約2年分も教育が進んでいる
=本を読む子どものほうが学業的な成功をつかみやすい
という傾向が出ています。
この研究はあくまでも経過観察なので子どもたちの脳を一人ひとりスキャンしたわけじゃありませんが、勉強ができる(というより考える力がある)子どものほうが脳細胞の動きが活発ですからね。
読書環境を用意する=読書するようになる=脳が活性化する
って構図は容易に成り立つわけで、脳の成長や発達に大いに役立つ可能性が高いわけです。
本は脳を狂わす最大の敵”ストレス”を撃退する
本はプラスの効果だけでなく、日常生活にある様々なマイナス要素を消す役割も果たしてくれます。
その筆頭が、ストレスです。
現代社会はストレスがたくさん。誰もがストレスを抱え、ストレスをどう解消しようかということに頭を悩ませています。
で、ストレスが多いと脳が機能停止に陥っちゃいますからよろしくない。
そこで効果的なのが読書によるストレス解消法なんです。
「ストレス解消法」と書きましたが、別に特別なことをやるわけじゃありません。
本を開く。
読む。
以上。
です。
シンプルに読書するだけでストレスが減るなら、こんないいことはないですよね?
実際に読書によってストレスが解消されていることは研究によって明らかになっていますので、詳しくは以下の記事まで(*^^*)
本を読んで得られる副産物と脳の成長
ここまでは読書が脳に与えるメリットをたくさん紹介してきました。
ただ脳の変化ってなかなか実感しづらいですよね?
そこでここからは……
読書する→脳が生まれ変わる→脳のパフォーマンスが上がったことで得られるものがある
という図式のもと、読書によって得ることができる”副産物”を紹介していきます^^
学歴や社会的地位、収入は成長を後押しする
まずはコレ。
脳のパフォーマンスが高ければ勉強や人間関係で成果を得られる可能性が高まります。
なので結果として……
・学歴を得やすい
・社会的な地位(企業、一流企業への就職、集団内での地位)
・学歴や社会的地位に相関して収入も上がる
という現象が起きるわけですね。
実際、読書量が多い人は年収が多いということが調査で分かっています。詳しくは以下の記事にて!
健康になる。脳が100%の状態になる
読書にストレス解消効果があることはすでに述べたとおりです。
で、脳の機能を妨げる一番の要因はストレスです。
つまり、読書をしてストレスを解消できれば脳の機能が改善することが見込めるわけですね。
昔から、
と言いますよね? まさにそれです(もちろん昔からの迷信ではなく科学的根拠あり。薬で小麦粉渡したのにプラシーボ効果で治っちゃう、みたいなやつですね)
また健康を維持していく上で超重要なのが睡眠なのですが、読書は睡眠の質を高めることも分かっています。
・読書することで心が静まる(デジタルデバイスから得るような過度な興奮要素がない)
・光(ブルーライト)に当たらない ※ブルーライトは睡眠の質を落とします
というのが主な理由になります。
睡眠の質が上がり健康状態が保たれることで脳の状態も100%の状態に近づくわけですね。
幸福度の高さは脳にとって最高の栄養
本を読んで賢くなって学歴や社会的地位を得て収入が増え、さらに健康になると必然的に人生の幸福度が高まってきます。
ここで注目したいのが、
幸福度の高さは脳の状態に大きく影響する
ということ。
自然科学研究機構生理学研究所が2016年に行った実験(※)では、幸福度が高い人ほど以下の特徴があることがわかりました。
・内側前頭前野の一領域である吻側前部帯状回と呼ばれる脳領域の体積が大きい
・ポジティブな出来事を想像している時に感じる幸せ感情の程度が高い人ほど吻側前部帯状回の活動が大きい
・ポジティブな出来事を想像している時の吻側前部帯状回の活動はその場所の体積と相関している
要するに、幸福度を感じると脳の特定の部位が活性化して大きくなるんです。
つまり幸福度が高い人のほうが脳が活動していて衰えづらい。衰えるどころか、脳が成長する可能性すらあるわけですね。
幸福度が脳の栄養になる。その栄養のもとは読書で作れる。
そう考えると読書ってやっぱり最高ですな!
まとめ
まとめます!
▶読書で得られるメリットはめちゃくちゃあるよ!
▶読書で得られる副産物もめっちゃたくさんあるよ!
▶読書ってやっぱ最高だな!
という話でした。
どうでしょう? ここまで読んだならもう本を読み倒すしかないですよね?笑
ちなみに以下が僕のオススメの本たちです。
どれも最高の本です。気になる分野があれば一読してみてはいかがでしょうか?
その本から得られるものもあるでしょうし、「読書する」という行動から得られるものもたくさんありますから(*^^*)
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