今回は「文章の構成力が上がるチェックリスト、教えちゃうよ!」がテーマです。
▶ 文章がうまく書けないと悩んでいる人
▶ 書いている途中に悩んでしまう人
▶ 書き終わったときに「全然話まとまってない……」と感じたことがある人
そんなあなたにオススメの記事になります。
ブログや手紙で記事を書こうと思ったとき、
って誰もがぶち当たる壁ですよね。
特に文章を書きはじめて間もない人は、なんとなぁく書きはじめて「途中から訳わからんくなった……」ってことも多いのではないでしょうか?(少なくとも僕はそうでした^^)
そこで今回は、誰でも使える基本的な文章構成のチェックリストを作っていきます。
これをもとに記事を書けは、迷って右往左往しなくて済むようになるはずです!
目次です(*^^*)
ポイント1 構成のはじまり〜読者は何を知りたいか、考えた?〜
まず一番大事なのはこれです。
「その記事を読みに来る読者は何を知りたいか」
「その文章を読む相手は何に興味があるか」
「そのブログに何が書かれていれば、相手は満足するか」
要するに、記事を書く前に相手の気持ちになって考えられているかどうかがポイントになります。
記事を書くときってどうしても「自分の思いを伝えたい!!!」だったり「アフィリエイトで稼ぎたい!!!」って気持ちが先行してしまうものです。
これってよく言えば「情熱がある」とか「熱意がある」と表現できるかもしれません。
しかし、裏を返せば自分本位の状態で記事を書いている、とも言えますよね?
気持ちを強く持つことはいいことです。
ですけど、気持ちが強いからといって相手に伝わるわけではないですよね?
恋愛に置き換えて考えてみましょう。
もし熱意だけで相手に好かれるなら、ほとんどの恋愛は成就しているはずです。
可愛いクラスメートや職場の同僚はもちろん、今頃みんな新垣結衣さんや石原さとみさんや星野源さんや佐藤健さんと恋に落ちているはずです。
僕は石田ゆり子さんが好きです(ボソッ)。
でも現実には両思いになれることは少ないですよね。
それって、自分の気持ちが強いからといって相手に伝わるわけじゃないという何よりの証拠なんです。
だからまずは、
・自分が「書きたい!」という意欲を持つ
と同じくらい、
・自分の「書きたい!」と読者の「読みたい!」が合致しているか
という点を考えてみるのがいいと思います。そこがスタートラインですね。
ポイント2 構成の基本〜タイトルはハッキリしてる?〜
「相手の知りたいこと」がはっきりしたら、次はタイトルを決めてみましょう。
タイトルは本文を書くより前に決まっていることが好ましいです。
なぜならタイトルとは……
自分が最も伝えたいことを要約したもの
であり
読者が疑問の答えを見つけ出すための最大のヒント
だからです。
言うならば、
記事のゴール地点がタイトル
ということになります。どこかへ向かうとき、ゴール地点が分かっているのと分かっていないとでは、道中のスムーズさが全然違ってきますよね?
例えば「東京観光したいなぁ」と思って東京に来ても、どこに行くか決まっていなければなかなか動き出せないものです。
一方、「東京タワーいきたい!」「浅草だ!」「スカイツリーのぼるゥゥゥゥッ!」と決まっていれば目的地へスムーズに進んでいけます。
実際、僕もそうでした。(観光の話じゃないですよ、文章の話です)
タイトルが決まった記事を書くときは筆が進むのですが、タイトルが決まらずにふわっとしたまま書きはじめてしまった記事は着地点を探して四苦八苦してしまうんです。
なのである時から「タイトルが決まらない記事は書かない!」と決めました。
すると、記事を各段階で迷うことがなくなりました。
まとめると……
- タイトルは自分の一番伝えたいことの要約
- タイトルは読者が知りたいことへたどり着くための、最大のヒント
- タイトルは記事作りのスタート地点にあり、ゴールでもある
ということを頭に入れて「まずはタイトルから!」と決めて取り掛かると、記事作りがスムーズになると思います^^
ポイント3 構成の基礎〜見出しは決まった?〜
タイトルが決まりました。次に決めるもの……。
それは見出しです。
これですね。小見出しと言われる部分です。
見出しは記事のクオリティを決める重要な柱になってきます。
家で言えば文字通りの大黒柱。ここが揺らいだら記事全体がグラグラして、崩壊してしまいかねなくなります。
見出し作りのポイントとしては、
タイトルを伝える上で大事な要素は何か?
ということですね。
小見出しを足し算していけば、タイトルというゴールにたどり着く。そんな構成になれば理想です。
最初は3つで大丈夫
難しく考えなくて大丈夫です。
まずはシンプルにやっていきましょう。
タイトルに決めたことを説明していく上で大事な要素を3つ考えてみてください。
例えばこんな感じ。
◉仕事効率化計画!オフィスで5分の非常階段上り下り作戦が有能過ぎ
この記事ではこんな小見出しをつけました。
・日本人は座りすぎ
・階段の上り下り、キツイ、けど最高
・自分に合ったペースを見つけよう
この記事をざっくり要約すると……
座りすぎは体に悪いし、仕事の効率も悪くなるからなるべく立とう! さらにちょっとした運動ができれば最高! つまり、階段の上り下りがベスト! 自分のペースを見つけて続けてみよう!
って感じになります。これを説明していくために、それぞれの小見出しが必要だったんです。
・日本人は座りすぎ
▶座りすぎは体に悪いし、仕事の効率も悪くなるからなるべく立とう!
・階段の上り下り、キツイ、けど最高
▶さらにちょっとした運動ができれば最高! つまり、階段の上り下りがベスト!
・自分に合ったペースを見つけよう
▶自分のペースを見つけて続けてみよう!
といった具合に。シンプルですよね?
慣れてきたら5W1Hを意識してみよう
この方法が慣れてきたら徐々に小見出しを増やしてみましょう(無理に増やす必要はないです。タイトルを伝えるために必要なら増やしてみましょう)
また、その際は「5W1H」(When=いつ/Where=どこで/Who=誰が/What=何を/Why=なぜ/How=どのように)を意識してみるといいと思います。
物事って大体5W1Hで構成されているので、ここに漏れがなければ相手に伝わる可能性は高まります。
以下の本などを参考にしながら、ちょっとずつ伝える幅を広げていくのがいいと思います^^
ポイント4 書き出しに「読者が知りたいこと」を詰め込んだ?
ここまでできたらいよいよ本文を書き出していきましょう。
まず大事になるのが冒頭です。
最初の数行。
ここで自分の伝えたいことを書ききれるか、読者の心をつかめるかどうかで、その記事が読まれるかどうかが決まってきます。
特にスマートフォンの普及に伴い、人間の情報処理速度は年々上がっています。
Instagramが主催した『Instagram Day Tokyo 2018』では、こんな調査が発表されました。
モバイルにおける情報処理速度は2001年の段階で0.1秒でした。
それが2014年になるとわずか0.03秒に。
画像の処理速度に至っては0.013秒。。。
僕たちは文字通り、一瞬で自分に必要な情報かどうかを判断しているんです。
実際、皆さんもそうじゃないでしょうか?
記事って全部読まないですよね?
ほぼほぼ読み飛ばし。なんならタイトルを読んで満足していることも多いんじゃないでしょうか?
でも不思議なことに自分が記事を書く立場に回ると「これだけ熱意のある記事なら全部読んでくれるに違いない!!!!」って考えてしまうんです。
ですが、それって悲しいことにホント独りよがりなんですよね。
現実には自分がそうであるように、大概は読み飛ばされてしまう。この記事だってここまで真剣に読んでくれた方は一握りでしょう(ありがとうございます! 愛してます笑)
だからこそ、僕たちは最初の数秒で人の心をつかむ必要がある。
少なくとも「スクロールしてみっかな」と思ってもらえるだけの情報を詰め込んでいく必要があるんです。
この記事の場合はこの部分ですね。
ここで
とか
と思ってもらえたらしめたものです。
きっと、目次まではスクロールしてくれることでしょう。
で、目次(小見出し)に知りたいことや悩みの解決に繋がりそうなことが書いてあれば、そこを見に来てくれます。
結果、自分の伝えたかったこと、誰かに伝えたかったことが伝わる。
だからこそ、冒頭の書き出しにはこだわる必要があるんです。
- 読者は最初の数行で記事の価値を判断する
- 読者の情報処理速度は0.3秒
- 一番伝えたいことが最初の数行に入っているか?
これらを頭に入れながら記事を書き出せば、自然と伝わる文章になっていきますよ^^
ポイント5 話し言葉になってる?日記になってない?
いい書き出しができたら次は言葉の使い方をチェックしていきましょう。
どんな口調にすれば相手に伝わるか、伝わる文章になるのか。
一番シンプルなのが「話し言葉を文字化する」ことです。
普段聞き慣れている言葉や口調が使われている文章って読みやすいし、頭に入ってきやすくありませんか?
僕はかたい文章より「●●って」だったり「●●とか」みたいな話し言葉が文字になっていたほうが好きです。何より頭に残ります。
と
とでは、どっちの文章のほうが伝わりますか?
答えは聞くまでもありませんね。
後者のほうが情報量は多いです。根拠と行動の結果もちゃんと書かれています。
ですけど、そのいいところを全力で潰してしまうほど読みづらいですよね?
前者のほうが伝わる。読者にとって、それが何より大事なんです。
(※情報を詰め込むことや根拠を提示することを否定しているわけではないです。それ、めっちゃ大事。だけど最初は読みやすさを意識するのがもっと大事。それができるようになれば、自然と情報の詰まった読みやすい記事を書けるようになります^^)
あとはベタですけど独りよがりの日記みたいになっていないかも気をつけたいところですね。
まとめると、
- 自分が普段話している言葉を文字にしてみる
- どんな言葉を使えば相手に伝わるかを考えながら書く
このあたりを意識しながら書き上げていきたいところですね!
ポイント6 見出しごとに“記事になっている”?
もしそれなりに長い記事を書く場合は見出しごとにまとまっているかどうかも気にかけて書いていきましょう。
長いとどうしても話題が行ったり来たりしてまとめらなくなってしまうものなんですよね。
だから各章ごとになるべくまとめていくのが好ましい。
じゃあどうやってまとめるかというと、「小見出しを一つの記事だと思って書いていく」のがいいと思います。
具体的にはこの記事のポイント1〜5までを、各章に当てはめて考えていくんです。
・タイトル(見出し)がしっかりしている
・見出しが3つくらいに分解できている
・分解したものを説明できている
・読者の目を引く書き出しになっている
・読者に話しかけるように書けている
これができていれば読みやすい文章になるはずです。
すべての小見出しでやる必要はないですけど、ちょっと長くなったり「ごちゃごちゃしそうだな」って感じたときは、この方法で書いてみるのもいいと思います^^
ポイント7 タイトルと文章の内容、合致してる?
さて、すべての記事が書き終わりました。
書き終わったら、今一度タイトルと本文の内容が合致しているか、読み直してみましょう。
タイトルと内容がズレている場合、
・自分の言いたいことが書けていない可能性がある
・タイトルの内容を想像しながら読んだ読者の期待を裏切ることになる
こういった事態になる可能性があります。これは避けたいですよね。
例えば「文章の構成力が上がる7つのチェックリスト」なのに、ブログのデザインの話やネタの探し方についてがメインになっていたとします。
それは自分にとって本意じゃないですよね?
そして読者からすると、
となりますよね。
なので、しっかりと読み直しましょう。
そして「よし、僕の言葉だ!」「私の言いたいことだ!」と思えたら、自信を持って公開して大丈夫だと思います。
まとめ
どうでしょう?
信じてやってみるか、「こんなの意味ない」と思ってやらないかはアナタ次第です。
ただし、この記事をベースに書いていけばしっかりとした文章が書けることは経験上間違いないです。
僕が普段から心がけていることですし、僕が教えてきた後輩もこれらを意識したことでうまくなりました。
ですから本当にうまくなりたいと思うなら、試してみることをおすすめします(*^^*)
【はじめて来てくださった方へ】
当ブログでは「いい人生を歩むために自分だけの人生の設計図"ライフツリー"を作ろう!」ということを推奨しています。自分の生き方に迷っているから、いまいち幸せを感じられない方、今よりもっと充実した人生を歩みたいと考えている方はこちらの記事を一読ください(*^^*)
ご相談、ご質問も受け付けてます!
ご相談、ご質問がある方はこちらまで!僕でお力になれるなら幸いです。誠心誠意回答していきます(*^^*)Special Thanks
僕の人生を変えてくれた人たちです(*^^*)▶メンタリストDaiGoの「心理分析してみた!」
▶年間5000本の論文を読む鈴木佑さんのブログ『パレオな男』