今回は「本当に正しい『本を読む理由とメリット』と僕が読書を年100冊続けるワケ」がテーマです。
以前「読書の大半は無駄」という記事を書きました。

今回はその続編ですね。
ぶっちゃけ、読書の大半は無駄です。
だけどやり方次第で意味のある行動にすることもできるので、僕は読書をやめるつもりはありません。
なので「なんで大半が無駄なのにやるの?」という点や、読書を意味のあるものにするためのコツを書いていきますね。
目次です(*^^*) [非表示]
読書の大半は無駄になる
まずはじめに書いておくと、僕は「本を読む」という行動自体にさほど価値があるとは考えていません。
ぶっちゃけ、大半の時間は無駄になります。本を読んだところで、そのとき自分に必要な知識が書いてあるとは限らないですし、すでに知っていることも多い。
だから読んでいる時間の大半は無駄になってしまっていると思います。
ただし、これは“読書の本当の目的”が分かっていないから起きてしまうことなんです。
読書の本当の目的が分かっていないと読書の大半が無駄になってしまいます。
一方、読書の本当の目的が分かっていれば、読書の大半は無駄ではなくなります。
その分岐点がどこにあるのか。それをじっくりと見ていくことにしましょう。
大半の人は知識を得る“だけ”で満足している
皆さんは読書に対してどんなイメージを持っていますか?
どうして読書をするんでしょうか?
色々な見方があると思います。中でも多いのは「知識を得るため」ではないでしょうか。
自分が知らない知識を吸収するために本を読む。睡眠の本、健康の本、仕事の本、時間術の本、人間関係の本。僕らには知らないことがたくさんあります。だからこそ、本を読む、というわけですね。
一番ベーシックなイメージだと思います。
ただし、このイメージは「正しい読書の目的」とは言えません。
45点くらい。これが目的になってしまっている人は読書の大半を無駄にしてしまっている可能性が高いです。
なぜなら、読書が本当の意味で価値を帯びてくるのは知識を頭に入れたときではなく、頭に入れた知識を外に出したときだからです。
インプットだけじゃ人生は変わらない
本は様々な知識を僕たちに与えてくれます。
だけど僕たちがその知識を使って自分の人生を変えない限り、読書が意味を帯びてくることはないんです。
新しい知識を手に入れたときは満足感で満たされるかもしれません。
ですがそれだけじゃ人生は変わらないんです。
例えば睡眠の本を読んだとします。
・睡眠不足は万病の元
・一日7時間以上は寝たほうがいい
・寝る前の行動を最適化することで睡眠の質が上がる(ただ寝るだけでは足りない)
・一日6時間未満の人は慢性的な睡眠不足。脳の状態は飲酒時と同じ
といった知識を手に入れたとしましょう。
ここで「よし、明日から絶対に7時間睡眠はキープしよう。寝る前は光に当たらないで、食事は2時間前までに済ませよう」と決意して行動できれば読書は超意味があったことになります。自分の人生を変えるような本に出会えたんですからね。
一方で「そうなんだー。いいこと知った。まる」で本を閉じてしまう人もいます。
確かに知識は増えましたし、今後使っていくことがあるかもしれません。
ですが、インプットした知識のほとんどは使わないと忘れてしまいます。
僕らは日々膨大な情報に触れているので、使わない知識は「必要ない」と脳が判断して消されてしまうんです。
忘れてしまったら知らなかったのと同じです。何も人生は変わらない。つまり、読書が意味のある時間にならなかったということです。
要するにいくらインプットしても知識が多くても、アウトプットしなければ意味がないんです。
「知っている」と「できる」の間にはものすごく大きな壁があります。
先ほどの睡眠の例を見ても、
・睡眠不足は万病の元
・一日7時間以上は寝たほうがいい
・寝る前の行動を最適化することで睡眠の質が上がる(ただ寝るだけでは足りない)
・一日6時間未満の人は慢性的な睡眠不足。脳の状態は飲酒時と同じ
という知識を持っている人は多いかもしれません。しかし、実際に行動できている人は少数派ではないでしょうか?
インプットだけじゃ人生は変わらない。
アウトプットしてはじめて人生が変わる。
それが読書の本質であり「本当の目的」に他ならないんです。
学校のテストができても成功できるわけじゃない理由
例えば高学歴ワーキングプアと呼ばれる人たちがいます。
有名大学に通ってエリートコースを歩んできたのに、社会に出て満足な収入を得ることができずに苦しんでいる方たちですね。
近年は特に学歴より実力や信用が重視される時代です。そういう方も増えているのでしょう。
彼らは学校の勉強は抜群にできてはずです。少なくとも同世代の上位15%とか10%には入っていたはず。それでも社会に出たら満足な収入を得られない。
(※色々な人がいて一概にくくることができないことに断りは入れさせていただきます。そのうえで話すを進めます)
色々理由はありますが、一つの要因として考えられるのが「知識をアウトプットする力や行動力に欠けている」という点でしょう。
日本は詰め込み教育が主流です。
詰め込みや暗記が習慣化していると自分の頭で考えたり行動したりする力がなくなってきます。
だから知識はあっても頭はよくても実生活に結びつかない(自分の価値を証明できない)という事態になってしまうんです。
インプットを否定しているわけではありません。
インプットがなければアウトプットも生まれません。
だけど、インプットしただけじゃ何も変わらないし、誰もあなたが変わったことが分からないんです。
恋愛小説や漫画で
「こんなに愛してるのにどうして分かってくれないの!!!! 気づいてよ!!!!!」
みたいなセリフ、よく目にしますよね。もちろん本人の気持ち的にはそうなのでしょう。世界中の誰よりきっと、その人のことを愛しているのでしょう。
だけどその気持ちが具体的な行動に現れないと、人には伝わらないじゃないですか?
その人には親切にする、とか、その人だけ親切にしたら変だから周りの人みんなに親切にするようにする、とか。
そうやって知識や感情をアウトプットすることで人は変わっていきます。
そしてアウトプットすれば周りも気づいてくれます。気づかれないのは十分なアウトプットができていないから。なので「どうして!!!!!」って嘆くんじゃなくて、もっとアウトプットの方法を変えるのがベターなんです。
話がだいぶそれてしまいましたが、そういうことです。
インプットする。そして、しっかりアウトプットする。
それ以外に知識を得たメリットを証明する手段はありません。
読書の本当の価値って?
まとめると、読書の価値が生まれる瞬間は……
インプットした知識をアウトプットするとき
です。そこではじめて本を読んだ価値が出てきます。
新しい知識が頭の中に入るってだけでも満足感や充実感は得られます。だけどせっかくならも一歩踏み出してアウトプットしたり、周りの人に知識をシェアしてみたりしてみませんか?
そうすればあなたの読書ライフは……もっといえばあなたの人生は今よりもっと楽しくなるはずです。
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