今回は「読書が遅い人、本が読めない人、苦手な人はこんなこと考えがちだよね」がテーマです。
・本を読むスピードが遅くて悩んでいる人
・もっと読書速度を上げたいと思っている人
・読書が苦手な原因と対策を知りたい人
そんなあなたにオススメの記事になります。
読書する際の悩みランキングで常に上位に入るのが……
読むのが遅い
です。
読むのが遅すぎて嫌になったり「自分は読書ができないんだ」と思ってしまうのは読書をやめてしまう王道ルートでもあります。
じゃあなんで読むのが遅かったり、できなかったりするかというと、多くの人は読書に関する“勘違い”をしているからだと思います。
“勘違い”をしているから読むスピードが上がらず、読むのが嫌になってしまうんです。
ということは、その“勘違い”さえなくせれば誰でも読むスピードを上げることはできるのではなかろうか。
そこで今回は読書が遅い人、本が読めない人が持ちがちな“勘違い”を見ていきつつ、改善のための方法を見ていくことにしましょー!
目次です(*^^*)
読書が遅い人が思いがちな3つの勘違い
早速、読書が遅い人あるあるを挙げていきますね。
主に、この3つになります。
全部読まないといけない
読書をしたことがない人ほど、
って意識が高いです。が、これが一番陥りがちな間違いです。
本って全部読む必要ないんです。
なぜなら、読書で大事なのは……
・自分が必要としている知識を探すこと
・情報を精査して自分に取り入れること
だからです。
一冊の本の内容が自分にとって全部必要ってことは稀です。なので、大半は読まなくてもいいんです。
自分が必要な箇所だけ読めばいい。
つまり、全部読む必要なんて全くないんです。
もうちょっと詳しく知りたい人はこちらの記事を読むのがいいと思います^^
学習のためにマーカーを引くべき
これも王道ですね。本の内容を覚えるためにマーカーを使うべきってやつ。
そして、マーカー引きながら本を読むとどうしても遅くなってしまいますよね。
で、意外に思われるかもしれませんが、「勉強のためにマーカーを引く」って別にやらなくてもいいんです。
なぜならマーカーを使っても学習効率は上がらないからです。
研究でもほとんど効果がないことが分かっています。
なので本を読みながらライン引く必要は特にないんです。
あとで熟読したい箇所や意味のわからない単語に目印としてマーカーを引くのは悪くないですが、「覚えるためにラインを引く」っていうのはほとんど効果がないのでやらなくてOK。
むしろ止まる原因になるので、学習効率を落とす可能性すらありますしねー。
ノートを取りながら読むべき、勉強すべき
これもありがち。読書したらノートを取ろうってやつ。
読書した内容をノートにまとめること自体は悪くないと思います。
ただし、初めて読む本を読みながらいきなりノートを取るのはかなり微妙です。
初見の本って、自分にとって必要な情報が載っているかどうかわからないじゃないですか?
それなのにノートを取るのって圧倒的に非効率だし、読書が遅くなる原因になってしまうんです。
恋愛に置き換えてみると、好きかどうかも分からないはじめて会った異性のプロフィールを片っ端からメモる、みたいな感じですね。
普通はまず話してみて、自分に合うかどうかを判断してから相手の好きなことを聞いたり誕生日を探ったりしますよね?
読書も同じです。
最初に読むときは、自分に合うかどうかを見極めるのが肝心。
なのでいきなりノートを取らなくてもいいんです。
※本を読むときに最初にやるべきことに関しては、この記事で触れています^^
読書スピードを上げるコツって?
どうでしょう?
もし今挙げた3つのことに当てはまる方は気をつけたほうがいいかもしれません。
言い方を変えれば、もし3つのうち一つでも当てはまっている方は「読書スピードが上がる伸びしろがある」ということです。
おめでとうございます\(^o^)/
なぜなら僕自身が、3つコンプリートの状態から年100冊以上読めるようになりましたからね。
じゃあ具体的にどうすればスピードを上げられるかというと、読書を最適化する7つのステップの「目標設定」と「表紙→帯→プロローグ→目次→著者プロフィールを読む」を実行してみるのがいいと思います。
目標設定/5分
表紙→帯→プロローグ→目次→著者プロフィールを読む/熟読
超速読する/1ページ10秒以内
速読する/1ページ30秒以内
熟読する
ノートに要約する/最大30分
アウトプットする/最大1時間
これをやるだけでスピードは相当上がるので、おすすめです。
ちなみに同じ内容(読書法)なのですが、恋愛に例えた記事も書いてみました。
読書ってホント恋愛に似ているんです。
恋愛に例えて考えてみると、より理解しやすいかもしれません。
なので、こちらも参考にしてもらえたら嬉しいです^^
読書スピードが遅いのは悪いことじゃない
ここまで「読書はスピードが正義」みたいなことを書いてきました。
が、そもそもの話をすると読書スピードが遅いのは悪いことじゃありません。
本の内容をしっかり理解するためには熟読が不可欠です。速読で内容を完璧に理解するのは不可能ですから。
熟読するとどうしてもスピードは遅くなってしまいますが、必要な時間と捉えていいですね。
僕も全然熟読しますし。いい本なら1冊を一週間かけて読むことも珍しくないです。
なので、熟読自体を否定しているわけでは決してありません。
そうじゃなくてこの記事の主題は……
熟読するべき本なのかを見極めていない段階で熟読してしまうのはもったいないよ
ってこと。
ちょっとした工夫で読書スピードは上げられますし、本の選定技術も上がります。そうすると本を読むのが楽しくなりますからね。
そのサイクルを作っていくことが大事なので、熟読のスピードが遅いことを恥じることは決してないですよ!!
まとめ
まとめると……
▶ 本は全部読まなくていい!
▶ 覚えるためにマーカーを使う必要はない!
▶ いきなりノートを取りながら読まなくていい
という話でした。
これが結論ですね。
ちょっとした工夫やマインドセットで読書スピードを上げることはできるので、意識して取り組んでみるといいかもしれません!
おすすめ記事・参考文献
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